秋ツアー加賀楓さんの好きな動き備忘録
秋ツアー6公演入って、好きだなーーーーーーといつも思いながら見てる楓ちゃんの動き備忘録。武道館はまた曲順とか変わるかもだけど。
ウィアラ
「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」で挙げた手をヒラヒラさせるところ。掌が大きくてよく分かる
恋レボ
間奏ラップのスタイリッシュなダンス。特に「Yo!Revolution All together now」のとこ
「この星は〜」から楓ちゃんが真ん中にいるところでなんか感慨深くなる
ムキムキ
「丸腰で挑め」で腰を回すところ
ムキ出すときの胸のヒット
自由な国だから
ラストの「あのときのセリフとニュアンス全然違うね (ッパーン)恥ずかしくないのが」の音ハメ
恋愛Destiny
「まあいつでもギブアップ〜」あたりの生田さんとの絡み
「寂しくて」の振りが戦士みたいで格好良い
メドレー
まじスカ
曲入り前の音でカメラ抜かれて「うんうん」って頷いてちょいドヤ顔するとこ
「大好きすぎちゃイヤですか」カワイイ!
Aメロ①とAメロ②の間でセンターの振り踊るところ
「きっといつかはファミリーを」の13期
(「上手にかわし」は'19ツアーで楓ちゃんのパートだったけど、ほまたんになってた)
ピョコトラ
らいりーを引き連れる楓ちゃんが親鳥のよう。
間奏のダンスがコンパクトかつキュートで可愛い。可愛いけど精密で、こういう振り付けだから踊っているというより、体がこう動くのが当たり前だから動いているというような動きの繋がりが好き。
Help me!
イントロの中腰になって上半身で四角を描く動き(伝われ)。ちゃんと角のある四角の軌道を通っている
あゆみんとのペアダンス前、下手側で待機してる姿が、照明の影の具合もあってめちゃくちゃ美しい
青春小僧
「だから 君も 自信を 持って」あたり、階段上で全身でうねうねした動きをしているところ。隣がらいりーなので、新人の動きと並ぶと楓さんの体の可動域の広さが分かる
BNM
全て。と言いたいところだけど、強いて言えばイントロの振り。(腕振り下ろして首を左右に振るやつ)髪がバサってなるのもMVを思い出す
K&K
「わかっているよ」の「よ」で背けた顔が正面に戻ってくる瞬間。バネが元に戻るみたいに元の位置に引き寄せられるのが凄い。
「未来へ向かう」で回って止まるとこ、いつも私の中で「ストン」って音がする。
どこか忘れたけどメドレー繋ぎのダンスで、1番上の段に楓ちゃん1人いるときのダンス好き
ハピバ
「普通に恋して普通の学園生活のはず」あたりの腰回しながら移動するとこ。腰!!!!!
Take off is now!
ぜんぶ。常にイイ女オーラが全開
次のユニットへの繋ぎのダンス
めっちゃ誘ってくるじゃん…ここだけクラブ
Swing Swing Paradise
ここが好きというか、この曲における加賀楓の存在が尊い。
OTT
「あーいーしーてーる」の体揺らす動きの中で肩も一緒に回ってるところ。今を思うと数年前はもうちょっと大袈裟に回ってたかも。
ナルシス
サビ中の「もっと見つめて」で顔の前で手をピロピロするところ。手が大きくて指が綺麗。
セイアハ
楓ちゃんがどうこうというよりもひたすら踊るのが楽しい
ドッカーンカプリッチオ
上に同じ。強いて言えば足パカパカする振り付けが好き。
このまま!
「3次元さ」の後のエグ移動のあと、よこちゃんとアイコンタクトしてしんどいアピールしてるとこ。間奏で石田さんと目があってギア一個上げちゃうとこ
わき愛
芸術品のような仕上がりの「本当の私が」
歩いてる
サビのステップと「ひとりじゃないから みんながいるから」の足でリズム刻むところ。特に15期とか周りは可愛いアイドルステップの中、楓さんの刻み方は穏やかで、加賀楓ってこういうアイドルだよなと感じる。
今日のセトリどんなかな!ワクワク!!!!!
推しが卒業発表をした
2022年9月3日夜、友達とLINEしてて、楓ちゃんのインスタ更新通知が来たから見に行った。
今頃ロッキンの写真…?どうしたのかな?と思ったら「今秋開催予定のツアーの最終日をもって卒業致します」の文字。1番下までスクロールして嘘だよって言葉を探したし、1番最初の感想「今日、エイプリルフールだったっけ…?」と思うくらいには現実味がない。
私が大大大好きな自慢の推しの加賀楓さんがモーニング娘。'22を卒業するらしい。
全然実感ない。加賀楓と卒業という言葉が結びつかない。集合写真を見ても次に卒業するのが楓ちゃんだなんて全然信じられない。嘘だと思いたいし現実を直視できない。加賀楓さんは日々進化していて存在感を増していく様も見てきたので、モーニング娘。でもっと沢山の見せ場を作っていく未来を信じてた。
10年以上女性アイドルのオタクをしてきたけど、その中で5年以上も推しているのは楓ちゃんが初めてで、"あと何年モーニング娘。の楓ちゃんを応援させてもらえるだろう"と2020年くらいからジワジワ思ってたけどこんなに早いとは思ってなかった。きっとオタクの思いもよらないタイミングを自分で決めてスパッと卒業していくんだろうなと想像してたけどその通り過ぎた。私は全然準備できてなかったよ…
自分の好きなことを極める事に並大抵じゃない向上心をもって取り組める方なので、色んな刺激を受けて彼女が次の目標を見つけている事には何も疑問は無いし、努力してそこに辿り着く人だと知っているから何も心配はしてない。
ステージの上で1番輝く人だから、その輝きをもっとずっと見つめていたかった。"モーニング娘。の加賀楓"を見つめられる期限があと3ヶ月と分かってしまったことがただただ寂しいし、この先どんな楓さんを見るにも「あとちょっとで卒業しちゃうんだ」という思考が付き纏うのはきっと苦しいだろうな。
心の中ではもう何百回も反芻してて耳にタコな話なんだけど、私を幸せにしてくれる加賀楓さんとの出会いとオタクとしてのサビを書き連ねていいかな?いいよ。
2017年1月 人生で初めて行ったハロコンの序盤も序盤、「Oh My Wish!」のダンスメンバーでなんかすごくカッコ良いダンスする子がいるなと思って目を向けたのが当時モーニング娘。に13期として加入したばかりの加賀楓ちゃん(17歳)だった。当時工藤遥推しの私、13期のことは正直ノーマークだったけど新メンバーながらあゆみんえりぽんと肩を並べてダンスメンバーを任されるなんてこの子凄いなって純粋に思った。BRAND NEW MORNINGでのダンスの足捌きに見惚れたりメンバーブログに載せられた写真で改めて一目惚れしたりして抜け出せなくなり、夏には2推しになってた。
ハルちゃんが卒業した後しばらく引きずってたんだけど、ルパパト出演が決まったのを皮切りに加賀楓さんが好きと言う気持ちが止まらなくなってかえでぃーのことしか考えられなくなった。加賀楓のオタクなら一度はあるでしょう、この現象(笑)
1公演ずっと加賀楓さんを追いかけ続けたい!と思ったから入ってなかったFCに速攻加入したしTwitterアカウントを作った。当時、彼女に対して心無い言葉を投げる輩も多くて、そんな言葉より愛の言葉だけ届けたくて「加賀楓のオタクがここにいます!!!!!」と大声で示したかったから。
オタク人生のサビはやっぱり自分の20歳の誕生日当日にリリイベ 行ってお祝いしてもらった事と、楓ちゃんの20歳の誕生日当日をお祝いしに群馬に行った事かな。加賀楓さんに会う為なら1人で東京だって群馬だって行ったし、未知の世界ロックフェスにも飛び込んで行けた。「会いたい」その気持ちだけで、そうじゃなかったらしなかったであろう事を経験させてくれた。
「人間関係No way way」が初披露された日のオタク達の盛り上がりや、泣きながらMVを見たことも全部覚えてる。コンサートのダンスセクションでも重要なポジションを任されるようになったり、加賀楓さんがフォーメーションのど真ん中にいるとモーニング娘。の戦闘力がアップする感じ、めちゃくちゃ大好き。
毎日毎日「加賀楓」と「かえでぃー」でパブサしてた(今もしてる)から分かるのは、(特に'19以降)楓ちゃんを好きと言う人がどんどん増えていった事。楓ちゃん自身はファンが増えたとかそこまで気にしてないのかもしれないけど、私は加賀楓がもっと沢山の人の目に留まって欲しかったから感慨深いし、それは楓ちゃんがどの場位置でもどんな瞬間でも目を離せない最高のパフォーマンスをしていたから、全部全部彼女が努力で築き上げたものだって間違いなく言える。まさに「加賀は引力」、一定層の人間を惹きつけて離さない魅力のある子。激重オタクばっかり生み出すくせにサラッと受け流す罪な人(笑)
曲中に大声で「かえでぃー」コールしたかったな。あるはずだった公演と声援を奪ったコロナの事は許せない。楓ちゃんは知ってるかな、貴方のパートでサイリウムを掲げる瞬間がどんなに幸せか。
本当は、生身の人間にいちオタクが生きる意味を見出して人生を背負わせてはいけないのだけど、"楓ちゃんの姿を見るためにコンサートに行きたい"、"今この時代を生きている楓ちゃんの見る景色を一緒に見たい"から仕事を辞めたくなった時も人生を閉じたくなった時も生きる選択ができた。長年アイドルオタクしてきて自分の事も痛いほど分かってるから、日々のブログやコンサート映像の供給が無くなってアイドルじゃない推しをずっと同じ熱量で追いかけられるかどうか分からないから楓ちゃんが卒業した後どうしたらいいかの不安はある。
楓ちゃんの自信の一部になりたいなってずっと思ってたけど、ここ3年くらいの楓ちゃんからは自信しか感じなかったし、コロナ禍でもどんどん進化していく姿が本当に格好良くて、こんなに真っ直ぐ努力できる人を加賀楓以上に知らない。純粋に彼女を見ているのが楽しくて、幸せな気持ちで応援していた。
知れば知るほど可愛い楓ちゃんが大好き。握手会で言葉に詰まってても優しい顔で待っててくれた楓ちゃんが大好き。ガハハって大声で笑う楓ちゃんが大好き。絶妙にキメきれてない写真をブログに上げがちな所も大好き。加入時も上手かったけど何度も何度もレベルアップを積み重ねたダンスが大好き。歌ってたらすぐ分かる声量のある歌声も大好き。
だって、夏ツアーの「信じるしか!」見ました?!??あんな凄まじい輝きを放ってる子が立ち止まる訳ないから、進んでいく事にはとても納得している。してるんだけど、あと3ヶ月で加賀楓さんの一挙一動に被弾する日々が無くなる事は全然理解できてないし実感なんてできない。今もこのタイトル見て「え?」って思うからそれはもう仕方ない、感情ジェットコースター。
加賀楓さんというアイドルに出会えて本当に幸せ。加賀楓さんを自分なりに応援してきて、自分のオタクライフにはほとんど後悔はないし、あの時楓ちゃんを見つけた自分をめちゃくちゃ見る目あるな!!!!!と褒めたい。本当はいろいろあるけど強いて言えば、今年のバースデーイベントには絶対行きたいと思って有給取る気マンマンだったからどうにか開催してほしい。あと13期ふたりで歌う姿が絶対に見たい。
私のオタクライフはまだこの先に大サビが待ってるから。イタリアンレッドのサイリウムを全力で掲げたい、思い描いてる未来の方が今よりも最高だと信じて。
ネガポジポジを見て欲しい。
ネガポジポジ、ただ加賀楓さんが見たい一心で見たのだけど演劇として想像以上の良さで感想を書いている次第。小劇場の演劇っぽさがある。好き。
という2年前にU-NEXTで見た感想を、「加賀楓さんのオタクにネガポジポジ見て欲しい!!!」という気持ちがたった今湧きあがったので上げています(笑)
正直一回見ただけでは話の内容全てを理解するの難しいし、ゆみとりさのキャラクターも演者によって結構解釈が異なりそうで考察のしがいはアリアリ。(3パターン合わせて5時間見る気力がなかったのでBとCは飛ばし飛ばし)
高校演劇をしていたときに誰かが言っていた、全ての解を示してしまうのではなくて見る人の解釈に任せるっていうのを思い出した。
変てこりんな歌も、4姉妹の濃さもテンポが良くて、少々難解だけど ぐだらないのが良い。
以下ネタバレ含む感想考察↓
りさ役加賀楓さん、思ってた以上にこじらせ女子が似合う。ちょっと田舎っぽくてイケてる女子になれない卑屈さが「オシャレで金持ちでかっこいい憧れのゆみちゃん」をこじらせにこじらせている…。前半、ゆみの前では出せない本当の自分が出てくるときとか姉妹と会話してるときの半ギレ演技がめちゃくちゃ好き。
いや〜〜〜〜〜〜〜生きるのが下手!!!!!
ゆみ役りこりこの妙な色気よ…なんだあれ…
火をつけようとする前のシーンとか、りこりこの色気で間が保っている……
りさはめちゃくちゃネガティブだけど、ゆみってポジティブなのか…?でもりさから見たら苦悩してなさそうでポジティブっぽいのかもしれない。
りさは結構ずっと懇願してる。「ゆみちゃんみたいになりたい」「私の憧れのゆみちゃんでいて欲しい」「変わった私を認めて欲しい」「友達になって欲しい」…
「ありがとう」と「ごめんね」がずっと言えないプライドの高いゆみ。
そう、確かにゆみの言う通り、りさはゆみの表面しか見えていないのにめちゃくちゃ執着してくるから、山岸ゆみは加賀りさのこと本来そんな好きでもないのに「あなたに助けて欲しい」って思う程にはこの子は私を見捨てない嫌わないって気持ちがあるんじゃないか。むしろゆみの方がりさ自身より彼女のことを分かってる感すらある。
私はあの登場人物の中で1番「ポジ」なのは3女の舞かな…と思った(笑)堀江葵月ちゃんコメディがめちゃくちゃ上手くてすごい。あと、あの時代背景が伝わるのも、須藤茉麻さん演じる長女みちがいてくれるのが大きい。
るみ役桃々姫、なんで眼鏡の男の子の語り部衣装着てるの!??と最初出てきたとき思ったけど普通に半纏の柄が似てるだけでした。
いっちゃんと並んでるの見ると、うわ〜この子達数年後にBEYOOOOONDSになるのか…と思ってしまう(笑) あと、アンサンブルにいる川村文乃ちゃんのスタイルがやばい。
途中で浪人するのやめて就職しようと頑張ってたのに、結局ゆみへの執着にとらわれたまま引きこもりになってるりさ、死ぬほどこじらせてるな……その間にゆみは一応バイトしてる訳だし。
"あの子には見せたくない私"がいて、見せたくないのに分かって欲しい。なんか上手くいかなくてこじらせた女の子の友情の表現が凄まじい。
最後のシーン、何あれ、、、、
考えるな!感じろ、、!!!としか言えないが最後のシーン妙にドキッとしてしまう。加賀楓と山岸理子だからだと思うけど。
「好きだよ!!!!!!!!大好き!!!!!!!(クソデカ声)」って叫び懇願するりさ、感情の表し方が不器用で、本音はストレートでしか投げれません!みたいなところがとても加賀楓のりさ。
ただ、りさがゆみを「大好き」なのは割と序盤から分かりきっていたので、このシーンにおいてはゆみの「ごめんね」「ありがとう」の方が重要ワードなんだよな。絵面と雰囲気からしてゆみがりさを許しているように見えるけど、実際はりさがゆみを許しているシーンなんじゃないかな…と思った。
ABCチームでラストのセリフも表現も違うっぽくてそれはそれですごく面白い。
ゆみと友達になれたとはいえ引きこもりニートりさ今後どうすんの?と思っちゃったけどそんなことはこのストーリーにおいては一旦どうでもいいことなんだろうな多分。
見終わってもしばらくあの地図の意味が理解出来てなかったんだけど、他の方の感想見てやっとわかった。そういうことね…。
これはただの加賀オタの私の感想なんですけど、ゆみとりさの服が入れ替わった後のりさ(加賀楓さん)の美脚をずっと見てしまう。
加賀楓さんがあんな懇願するように「好きだよ!!!!!!!!」って言ってるの見るのメンブレ不可避だし、あのラストシーンで山岸理子が加賀楓の"正妻"と言われてきた所以をなんとなく分からせられた気がしている。
当時、U-NEXTで演劇女子部を4作品見続けて(ファラオ'18 →ファラオ'17 →リリウム→ネガポジ)もうお前加賀楓さんなら何でもいいんだろゾーンに来ていたのであんまり気にしてなかったけど、
・約3年浪人して、就職活動するも結果引きこもりになる
・22歳だった長女が30歳になっているので恐らく引きこもりニートりさは26歳くらい
・Windowsを買ってネットの世界に出ることで脱引きこもりした気になっている(ただし家からは出ない)
という点を考えると、りさ社会復帰できそう?大丈夫?と心配になるな…。
関係ないけど、何年か前のUTB(1年に1回くらいあるハロプロ特集のやつ)の小片リサちゃんと浅倉樹々ちゃんの2人グラビアは「りさとゆみのその後じゃん…!!!」と高まりました(笑)
とりあえず言いたいのは、ネガポジポジ見て。
モーニング娘。'20「人間関係No way way」の歌詞が刺さりまくった話
先日、モーニング娘。'20「LOVEペディア」「人間関係No way way」のフルMVが公開されましたね!!!
私は代々木ツアーファイナルも行ってなければ、モーニング女学院で解禁された「LOVEペディア」ワンコーラスしか聴いていない状態だったので、「人間関係No way way」はハロステ!で先行公開されたMV前半部分を見たのが初聴だったのですが、前半を見た時点で「歌詞やば…身に覚えがありすぎる…雨子さんスゴ…」となったのでフル公開をめちゃめちゃ楽しみにしていたんですよ…!!!
「人間関係No way way」あんまりにも私がずっと「欲しかった」歌で本当に感動しているので、この感動を共有したい……!と思い、これを書いています。ただし、今から書くのは主観がゴリゴリに入った私個人のイチ解釈なのでこれが正解とも思わないし、それぞれの解釈をお持ちの方はそちらも大事にしていただきたいです。
ちょっとMVが最高すぎて歌詞を認識するのに時間がかかったのですが、この歌詞をちゃんと認識した私の最初の感想は、
「人間関係リセット癖ある人の歌じゃん…」
です。
「人間関係リセット癖」ってなんぞ?という人はTwitterでこのワード検索してみてください。
(理解できない人には本当に理解できない心理だと思うし、個人の根深い事情も無くはないので軽々しく検索してみてって言っていいものかも微妙ではありますが)
まず、私はこの曲の主人公を簡単に表すなら“すごく大事な友達がいて、大事なんだけどその人達といるのがしんどくなってしまった人”だと思っています。それも相手が嫌いになった訳ではなくて自分が限界で。
ものっっっっすごい噛み砕いた超雑な説明をすれば、(これは人間関係リセット癖とは少し違うと思うけど)仲良い友達3人でいる時に2人の世界に入られて自分だけ取り残されたときの感情に近いかな…3人でいたらなんか1人になりがちな人っているよね…(私ですが)
めっちゃ良い子でいたいよ もちろんそりゃ
最初ここピンときてなかったんですけど、後々考えてみたらめちゃくちゃ理解が進んだ歌詞。
ここでいう「めっちゃ良い子」は人を傷つけたり否定的な事言わない人=嫌われない(とこの曲の主人公は思っている)人で、本当はそんな誰にも嫌われない人いる訳ないんだけど、なんで「めっちゃ良い子」でいたいかっていうと自分が傷つけられたくないからなんですよ。
傷つけたくないもん ほんとうだよ
尊重するよ 否定だって絶対にしない
ここの歌詞はさっきの「めっちゃ良い子」でいようとする主人公の心理。
↓これが
完璧主義 自分は後回しで
“絶対に”人を否定しないように、尊重するようにした結果、自分の気持ちを後回しにしてしまった。人を否定しないのは凄く大事なんだけど、そこで自分の思った事を口に出せなくなったり大事な人の前だからこそ意見の違いで嫌われたくなくて逆に何も言えなくなってしまったんじゃないかな…
「傷つけたくないもん 本当だよ」と思ってるってことは何かしら“傷つけてしまった”自覚があるのかもしれない。→ポイント①
私も結構“否定なんて絶対にしちゃダメ!”と思って自分の感情抑えがちなので、児玉雨子さんなんでこんな私のこと知ってるの…?っていうね…
この街の夜に 紛れ込め Three Two One
ここちょっと考察しきれなかったんですけど、こういう事に疲れてあーーーーしんど…ってなって病むのはだいたい夜だからな…
憧れソリタリー
「ソリタリー」は“ひとりの”とか“孤独な”って意味らしいのですが、ここに孤独だから寂しいとか悲しいという意味合いは含まれていなくて“孤独を好む”人のことだそうです。
私の解釈でいくとここは「いっそ1人の方が楽」になるんですけど、→ポイント②
「ごめん今ひとりにして」 …言えない
言えないのはその人との関係が大事だから。「ひとりにして」って言えたら楽だけど、ここで本当に自ら「ひとりに」なってしまったらその輪に戻れなくなる(と主人公は考える)と思って耐えているのではないだろうか…。→ポイント③
さてここからサビに入ります。
冒頭サビからAメロBメロを経て1番サビに来る事で、冒頭サビで言ってるのはどういう事だったのか、答え合わせをします。
人間関係 No way way どうしたらいい
人間関係 No way way 大事にしたい
人間関係 No way way ちょっと重たい
人間関係 No way way 伝わらない!
英語あんまりわからないけど(ちぇるちゃん助けて)「no way」は「少しも〜ない」とか強い否定の意味があるらしく、「no way out」で「逃げ道のない」って意味らしいんですけど、私は「No way way」はこれに近いんじゃないかと思いました。
やっぱり主人公にとってこの人間関係は「大事にしたい」ものなんです。「ちょっと重たい」のは大事にしたい相手への気持ちなんですけど、この人間関係において主人公と相手との「大事」の気持ちが釣り合っていないと主人公が感じている(私の方が重たい)って事じゃないだろうか…
かつ、主人公はポイント①②③より相手を傷つけないよう嫌われないようすっごくすっごく気を使ってるのにそれらは「伝わらない!」んです。それは辛い。
じゃあ「どうしたらいい」?
変わりたいよ
もういっそ Reset
何か大きいきっかけがあった訳じゃない、その人が大嫌いになったのでもない、でもこの状況から抜け出したい… 。ここまでポイント②③のように主人公は関係を切らしたくなくて頑張ってきたんです。
でももう限界になってしまった。
だから「もういっそReset」つまり関係解消。全て無かった事にしてしまう。
ポイント①で傷つけてしまったのでは…?と言ったのは人間関係をリセットしたから。相手に無断で関係を切る訳ですから相手を傷つけるかもしれない、でもリセットするのは自分の心を守るためであって相手を傷つけたい気持ちは少しもないんだと思います。
だから「傷つけたくないもん ほんとうだよ」
さて2番はちょっと軽めの考察(※疲れてきた)
めんどくさいって思う もちろんそりゃ
シンプルがいいそれには強くなきゃ
「めんどくさい」のはこの人間関係の状況なのかはたまた自分自身か…「ちょっと重たい」からして私は後者だと考えます。
この関係は「シンプル」じゃなくて複雑→ポイント④
勇気ってあと何度振り絞れば
しあわせになれるか教えてほしい
「ごめん今ひとりにして」って言う勇気だろうか、「Reset」する勇気だろうか…
この「勇気」も考察の余地アリ(※疲れてきた)
「あと何度振り絞れば」で、この主人公はこういう心情に陥りがちな人で、もしかしたらこれまで何度もリセットを繰り返してきた人なのかも…と考える。
「楽しそうな顔」上手くなっていくわ
わかる…なんか上手く会話に入れなくて、この場に私要らなくない?って気がしてくるんですよ。(これは私の話ですが)それでいて会話に面白い返しができなかったりしてヘコむ。→ポイント⑤
気にしないでいてよ
そう、この「楽しそうな顔」を作っていることは悟られてはいけないのです。良好な関係を維持するために。これも「完璧主義 自分は後回しで」を裏付けていると思う。だから「伝わらない!」んだけど。→ポイント⑥
でも少しはかまって うらはら
でも本当は気付いて欲しい、かまって欲しい。
この曲の「人間関係」の相手を私が“大事な人”と解釈する理由はここにあります。例えば職場の“面倒くさい”とか“スルーしたい”人間関係であれば別に「かまって」とはならないと思うから。
雨子さん、なんでこんな私の思ってる事分かるんですか…(2回目)
2番サビ
人間関係 No way way 絡まったり
人間関係 No way way 空回り
人間関係 No way way 理由なら
人間関係 No way way わたし自身
ポイント④にあるように複雑な「絡まった」人間関係の中でポイント⑤⑥のような主人公の振る舞いと気遣いは(気づかれないように振る舞っている=完璧主義のせいで)「空回り」しているんです。
「理由なら」「わたし自身」は2つ解釈があって、
ひとつは“この関係を複雑にしているのも空回っているのも理由(=原因)はわたし自身”説。
もうひとつは、“リセットする(=関係を切る)理由はわたし自身が限界だから”説。つまりあなたの事が嫌になった訳ではないよということ。
自分的には後者を取りたいけど文脈的には前者かもしれない。
ほどけない糸
しょうがないの? Reset
絡まった「ほどけない糸」を解くにはそれを切るしかないですよね?
「しょうがないの?」はなぜしんどい思いをしている側の自分がさらにしんどい気力(これが勇気かも)使って関係を断ち切る決心しなきゃならないのか?みたいな不本意さとか、本当にリセットしないと楽になれないのか?という疑心と捉えました。
ラスサビは歌詞同じだから割愛。
前回のシングル「人生Blues」のMVについて作詞者のつんく♂さんが“MVに歌詞と違う文字が入ると作品メッセージが屈折してしまう”とおっしゃっていた事がありましたが、「人間関係No way way」のMVにある「思い出を全部捨てる」などの歌詞ではない文字は確かに私の解釈にめちゃくちゃ影響を与えています。というかこの演出があるから「人間関係リセット癖の人の曲だ…」という解釈を深めたところはある。
特に1番のシーンにある「思い出を全部捨てる」「約束なんて全て消す」は人間関係リセットをめちゃくちゃ表していると思うから。一方、2番シーンの「思いはもう伝えない」「雑音を遮断する」「声は絶対聞かない」は、「しょうがないの?」と若干不本意だけどリセットしようとする心が揺らがないようにする行動かなと思います。
正直な話、大事な友達だったりがいるということは精神的健康にとって大切なのだけど、それを維持するためになんかしんどい思いをしているならそれはある意味不健康な関係なんですよね…。それにリセットという回避的な対処を取って少し楽になったのを成功体験と捉えてしまったとしたらそれを繰り返す可能性がある。(っていうのが人間関係リセット癖だと思っているのだけど、なんかめっちゃ重い話みたいになってしまった)
今は全然そんな事ないけど、こういう感情に陥ったことがある人間としてはこの感情をピックアップしてきた児玉雨子さんには脱帽ですし、自分が分かって欲しかった感情を表した(と私が感じた)歌に大好きなモーニング娘。の曲として出会えた事が嬉しいのです。
↑最後に見返したくなった人用の人間関係No way wayMVリンク(サムネ表示の仕方が分からない)
(こんなクソ長い主観バリバリ考察ここまで読んでくださった方、読んで頂きありがとうございます)